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漢方でダイエット

ついた脂肪はなかなか落ちないもの。でも健康のためにダイエットは欠かせません。ダイエットにはいろいろな方法がありますが、バランスよくやらないとリバウンドしてしまったり、身体を壊してしまうこともあります。漢方によるダイエットなら、身体のバランスを整えるという役目が漢方にはありますので、バランスよいダイエットができます。

太る原因は代謝と摂取のアンバランスにあり

人間は食事で身体に取り入れた栄養分を消化・吸収して、エネルギーに変えていくことによって生きています。生命の維持のために消費される最少のエネルギー代謝は「基礎代謝」と言われます。基礎代謝は10代の半ばをピークに年を加えるとともに低下していきます。食べ過ぎなどで基礎代謝よりも摂取する栄養分が上回ると、余ってしまった栄養分が脂肪として貯えられ脂肪になっていくわけです。

だからといって「食事の量を減らせばやせるだろう」と、単純に考えてしまうのは間違いです。食事の量を減らすだけでは、体重は落ちても水分や筋肉が減るだけで、脂肪はなかなか減ってくれません。脂肪を減らすためには、食事療法だけでなく運動療法も組み合わせることが大切です。

漢方で考える「やせられない」原因

いろいろなダイエットを試してみたけれどやせられなかった。運動しているけどなかなかやせられない。きっと、一生懸命がんばってみたけどなかなか成果が上がらないこともありますよね。やせられないのはなぜなのでしょうか。

漢方の視点で考えると「気・血・水の滞り」を原因に挙げることができます。いずれも身体の働きに関わるもので、身体のバランスを整えるのに大切な役割を果たしている要素です。これらが滞り、バランスが崩れてしまうため、代謝が低下し、適正な体重にもどれなくなっているわけです。逆に言えば、この崩れたバランスを整えて、やせられる体づくりを目指しましょう。

漢方でのアプローチ

漢方では、崩れてしまったバランスを整えることから始めます。代謝が上がれば、脂肪を減らしていくことができるからです。「肥満」とは「体脂肪が体にたまりすぎた状態」ですから、ダイエットでは体重ではなく脂肪を落とすことが肝心です。

脂肪を減らすためには、食事療法、運動療法を組み合わせることが大切です。さらにこれらをサプリメントで補うことで、食べ過ぎや運動不足などによるダイエットの失敗を防いでくれます。

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